ミライノ+サローネ交流会
東広島を本場ミラノに負けないようなクリエイティブの代名詞に!
そんな壮大なビジョンを掲げてスタートしたミライノ+サローネ!
まずはキックオフを兼ねて東広島のポテンシャルを探る大交流会です。
交流会ではプレゼンターとして市内外から8名が登壇!
モノづくりにかける熱い想いをスピーチしました。
●箔印刷でパッケージデザインを豊かにする大洋印刷(西条)の福富さん
●取材3時間!人柄を伝える「魂の名刺」デザイナーの遠藤さん(高屋)
●福富に移住され漆職人として事業をスタートされる前坂さん
●豊栄で飼育されている羊の毛を使った地域おこしにチャレンジしている山田さん
〇自転車愛好家向けのカバーを制作し、モデルの谷口さんとプレゼンする上田さん
〇インド(刺繍)と日本(着物)を掛け合わせ新たな市場の開拓を狙う吉原さん
〇水引をモチーフにしたアクセサリーでボタンを華やかに彩る重廣さん
〇こだわりの布地を使ったポーチを作られている瀧熊さんと吉村さん
そんなプレゼンターに切れ味鋭くも愛あるコメントを飛ばしたのは特別ゲストの金谷勉さん!
山田さん:「取れる量が限定的で…」
金谷さん:「産地を越えて連携したモノづくりに『湯たんぽ(燕市)×ニットカバー(五泉市)』といった例がある。
取れる量(羊の毛)が少なくても付加価値を高めるチャンスはある!」
日本中の地域産業をデザインの力で蘇らせてきたその一言には説得力が溢れ、参加者の皆さんは何度も深く頷いておられました。
「小さな会社がデザインの力で蘇った。あれが原点!」
「デザインや企画、伝え方を変えると価値が何十倍にもなることがある!」
産業構造の変化に伴って問屋(商人)が消え、生産者(職人)が自ら市場との対話を求められる時代です。
時には泥臭い調査も行いながら、コト(技術)モノ(意匠)ミチ(販路)を見直して、世界に誇れる美しいモノづくりを創り出しましょう。
ミライノ+サローネ、続く。