哲学的思考で一味違うイノベーションを狙え!(第1回)
「本当にお越し頂けるのですか?」
「はい、もちろん!」
平日の夕方からのイベントにも関らず、遠路はるばる山口からお越しいただいた講師は、”難しく融通が効かない”と思われがちな哲学を”分かりやすく使える武器”として普及されている哲学界のゲームチェンジャー/NHK Eテレ「世界の哲学者に人生相談」でお馴染みの人気哲学者、小川仁志先生です!
3回シリーズの初日となる今回は、哲学的に考えるってどういうこと?そして哲学的に考えることで拓けるイノベーションについてお話いただきました。
小川先生が哲学する上で一番大切にされているのは『言葉』だそうです。
哲学とは
=自分なりに行き着くところまで考え抜いて、それを言葉で表現すること
う~ん、その気になれば誰でも出来ることですが、誰もがやっている訳ではないですよね。
=新たな言葉で世界を捉え直すこと
創造的な言葉はそのまま創造的なモノやサービスになりますし、世界の土台をも転換させることができる面白さや醍醐味もあるのだとか!
さぁ新しい概念を作り現実を変えるため言葉のセンスを磨きましょう!
《簡単!即実践可!》
哲学的センスを鍛えるトレーニングを2つ紹介しますね。
変な質問をする(答えを一切想定しないことがコツです!)
(実際にあった先生と生徒の会話、居酒屋にて…)
先生:「この唐揚げに質問してみて!」
生徒:「靴下は右から履きますか、左から履きますか。」
→ここから先生が唐揚げ(役)になり「右から!なぜなら唐揚げになるには順番がある(肉を切る→唐揚げ粉を付ける→揚げる)」云々と話していると、それを聞いていた店主が「その順番って発想面白いね。」とノッてきて…新メニューが出来たのだとか!まさにイノベーション(笑)
本質千本ノック(即答することで脳の回路を鍛えます!)
Q スマホって何? → A 脳みそ泥棒
Q 友情って何? → A 寂しさの解消契約…あとでドン引きされたとか(笑)
Q 留学生って何? → A 授業のスパイス…自分の役割を分かっていらっしゃる
みなさんも遊びながら、楽しみながら哲学を楽しんでみてください!
ビジネスフレームワークなんて狭い狭い!もっと多様な視点(例えば神様、赤ちゃん、動物、ウイルス…)からもっともっと疑うことで、あなたも明日からイノベーター間違いなし!
Eテレさながらの白熱した2時間弱の講義、今日は30分に編集されることはありません(笑)参加された皆さんからは…
「脳が興奮しています、哲学って凄いですね!」
「早速仕事で実践できそうです、イノベーション狙いますよw」
といった声が続々と上がっていました。
そして最後はこの決めセリフ!
「あなたの人生に哲学を贈ります!」
次回もお楽しみに!