【円陣イベント活動報告】”Dear Me”-私を大切にする花時間ーinミライノ
【円陣イベント活動報告】”Dear Me”ー私を大切にする花時間ー inミライノ
11月23日(祝・土)勤労感謝の日であり、グリーフを考える日でもあるこの日、
”Dear Me”-私を大切にする花時間ーを開催いたしました。
アンケートやヒアリングから次の結果が得られました
■参加者について■
午前の部8名、夜の部4名、計12名
■グリーフケアについて■
言葉そのものは知らないが、参加者全員が何らかの喪失体験があった
また、そのうち67%の人がケアが必要である、または、それに近いものが必要であると思っていることがわかりました
■体験後の感想■
・普段言えないことや考えないこと、自分の本音を感じることができた
・視野の広がる貴重な経験だった
・幸せな時間だった。皆さんの意見を聴いて何だかとても安心した
・人生観・死生観について自分の視点では見えない面に触れて視野が広がる感覚があった
・花の力を感じ、皆さんと同じ方向で作業できた
・花を触ることで仕事や学校のことを忘れて没頭することができた
■まとめ■
グリーフは死別だけでなく、あらゆる喪失体験による悲しみのことですが、 馴染みのある言葉ではなく、一般の方が意識的にグリーフケアを行う機会はほとんどないと思います。
ご参加者の意見のなかで、例えば、出産により子育てに追われるお母さんは、幸せな反面、一時的に仕事の機会を失い、友だちと会う時間を失い、身だしなみを整える時間を失い、熟睡する時間を失っています。
こういう時にグリーフケアとして、自分を大切にする時間が少しでもあれば救われた、という声がありました。
自分を大切にすることは、他者を大切するための一歩です。
そして違う種類のグリーフであっても、お互いが労わりあうことで優しい社会になっていくことを、ワークショップを開催するなかで学びました。
今後もこの活動を改善しながら広げていきたいと思います。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。