【SDGs×企業×教育】持続可能な社会の創り手を繋げるイベントを開催しました
今年のミライノでは、未来の笑顔を増やすための「スマイルプロジェクト」を実施中。
今回は【SDGs×企業×教育】をコンセプトにしたイベントの様子を紹介します。
今回のイベントについて
東広島市には様々な形でSDGsに取り組んでいる企業や団体がいらっしゃいます。(活動の一部はSDGs未来都市ひがしひろしまのHP( https://hh-sdgs.jp/)にも掲載されています。)
また教育現場では学習指導要領に「持続可能な社会の創り手の育成」が明記され、SDGsに関する教育が本格的になってきております。
今回のイベントを通じて、東広島市でSDGsをキーワードに地元企業と地域の児童生徒を繋げることで、企業にとっては地域のこどもたちに取組を知ってもらう機会を、教育現場にとっては児童生徒に地元企業のSDGsに関わる実際の取組をしる貴重な学びの機会を提供しました。
場所は安芸津町!SDGs未来都市東広島推進パートナー同士の交流
今回のイベントが行われた地域は東広島市の安芸津地域です。
SDGs未来都市東広島推進パートナー制度に登録をいただいている安芸津の企業の「マルイチ商店」と安芸津の小学校である「風早小学校」、そして東広島市SDGs推進アドバイザーである「清水祥平」さんが、今回の交流イベントのつなぎ役を担いました。
風早小学校で児童のみなさま、マルイチ商店、清水さんが集いました
ワークショップ前編では、マルイチ商店の取組み紹介
ワークショップ前半では地元企業のマルイチ商店から事業やSDGsの取り組みなどについて風早小学校の児童の皆様に紹介がありました。
マルイチ商店は創業1897年という100年以上の歴史のある事業者です。もともとは、牡蠣卸業を行っていらっしゃいましたが、牡蠣卸をされる上で、販売できない牡蠣がでることや、通年で販売できるものがないなどを解決するために、牡蠣をつかった加工品の生産販売、牡蠣を活用した菓子類の販売に取り組まれました。
(1)色や粒の大きさなどにより販売できない牡蠣の活用と同じく販売できない規格の安芸津の特産品のじゃがいもの活用を目指し、「牡蠣まるごとせんべい」を開発されました。
(2)通年で販売ができる牡蠣加工品(オリーブオイル漬けなど)を作るうえで出てくる牡蠣のエキスを活用したオイスターソースやだし塩を開発し、またそれらを使った菓子加工品の生産販売をされました。
これらは商品展開の方法としてはもちろん、食品ロス削減への取り組みを通じてSDGsに寄与していることを風早小学校の児童の皆さんに知っていただけました。
児童の皆様に取り組みを説明されるマルイチ商店さま
実際の商品について説明を聞く児童の皆様
ワークショップ後編では、PRステッカー作成に挑戦
イベントの後半では、前半で説明をうけたマルイチ商店での取り組みを連想できるステッカーの案を風早小学校の児童の皆さんが作成しました。
マルイチ商店の商品、SDGsに関する取り組みついて、その他、広島や安芸津などのキーワードをもとに、児童たちの自由な発想を活かした制作となりました。
3つのグループにわかれて制作を行いました
ステッカー案を作成するときにもマルイチ商店様にたくさん質問をしておりました
ワークショップの終盤でたくさんのPRステッカー案が集まりました。
今後マルイチ商店と東広島市SDGs推進アドバイザーの清水氏が協力し、実際のステッカーを製作していく予定とのことです。
今回のイベントで完成した【SDGs×企業×教育】の想いのつまったステッカーがみなさんにお届けができる日を楽しみにしております。
ステッカー案を少し公開!完成が楽しみですね!