ひがしひろしま創業塾2022 ~1日目「意志」~
「3月中に開業届を出しましょう!」という、高いゴールを設定にもかかわらず、
満員となる16名の受講者が集まり、ひがしひろしま創業塾2022がスタートしました。
1日目は創業への「意志」をキーワードに、ナオライ株式会社の三宅紘一郎さんに講義をしていただきました。
三宅さん自身、年々縮小する日本酒業界に対し、地域の酒蔵を守るために自分が何をできるかを本気で考え、
2015年に創業し、現在まで事業を営まれています。
『自分たちの事業があることで、誰に泣いて喜んでもらえるか』
「意志」を強く持ちビジョンを語ることが創業者にとって一番大切なことであり、
共感から想いをともにする仲間が増えていき、応援の気持ちが込められたお金が集まってくる、
という熱意のこもったお話をしていただきました。
講義の後半では意志を明確にするワークショップを行いました。
①拠り言葉
②ビジョン
この2点を中心に、なぜ創業したいと思ったのか、お客様にとってどんな存在になりたいかなど、
くじけそうなときや迷ったときに立ち返るための言葉を書き出し自分の中にある意志を明確にしました。
最後に参加者と三宅さんとの『質疑応答』の一部を記載します。
Q:意志が変わることはないのですか?
A:もちろん人に会うことで変化することはありますが、根本的な部分は変わらず新しい視点でアップデートされて太くなっていくイメージです。
Q:経営していくなかでくじけそうなことはありましたか。
A:ここまで9割9分が大変でした。ただ、もがいているとクラウドファンディングで資金調達できたときのように、ふっとブレイクスルーするように嬉しいことが現れて、また前に進むことができます。
Q:ワークライフバランスはどうバランスをとっていますか。
A:暮らしの中に仕事があり、アイデアが生まれることも多く、ワークとライフはバランスをとるものだとは思っていません。良い意味でワークとライフが溶けて境目がなくなっています。
本日明確にした意志をベースにし、2回目は自身の事業構想をストーリーと数式で表す講義を行います!