「製造業DXのリアル」~DXで解決する技能伝承~
『製造業向けDXセミナー』を開催しました!
講師は一歩目DXで伴走支援も行っていただいている、ITベンチャー企業の株式会社ミチの中崎さんと川口さんです。
今回の内容は、「製造業DXのリアル」をテーマに、DXとは?というDX概論から、実際の支援事例など、
製造業独特の悩み解決についてお話を聞かせていただきました。
(※DX=デジタルトランスフォーメーション)
講義の中で繰り返し言われていたDXを進める上で重要なことはこの2点。
①DXはスモールでスタートする
②失敗を許容し改善を繰り返す
DX化を考えたとき「壮大なDX計画」を想像していないでしょうか?
計画時点で大きく考えすぎると、お金と時間がかかり、失敗が許されない状況に陥りやすくなります。
そうならないためにも・・・
まずは、身近な課題に着目しデジタル技術で解決する。
その結果から失敗・改善点を発見したら、軌道修正し再度アクションする。
これを繰り返すことで、徐々に大きな改革へ進めていく。
このプロセスがDX化成功への道筋なんだそうです。
概論の後は、現在実施中の伴走支援事業「一歩目DX」から、実際の支援事例を紹介していただきました。
現在伴走している3社それぞれの、課題設定に至るまでの経緯、改良を加えながら解決に向けて進んでいる状況は、DXを身近に感じられる非常にリアルな事例でした。
こちらの事業の詳細は1月25日の報告会で詳しく発表いたしますので是非ご参加ください。
まずは事例を知ることからDXの一歩目を踏み出しませんか?(※参加方法は後日発表します)
最後に受講者からの質問と回答をご紹介します!
(質問)
Q DXってそもそも何でしょうか。
→DXの定義は人によりさまざまです。㈱ミチとしては、『デジタル技術を利用して、顧客に新規価値を提供すること』と定義しています。単に自社の改善だけでなく、顧客と自社のお互いがWinWinになる改革が大前提にあり、そこにデジタル技術を活用することをDXだと考えます。
Q DXのとっかかりは何から始めたら良いでしょうか?
→まずは小さな課題、スモールで始めて成果が目に見えるよう可視化することを意識します。改革の経緯や結果を、みんなで共有することで、「私にもできるかも」、「私だったらこうする」といった思いが出てくるので、周りを巻き込みながら修正をくり返していくことが重要です。
※一歩目DX事業の詳細はYouTubeにアーカイブを残していますので是非ご視聴ください。
https://www.youtube.com/channel/UCSPBlmevnqkYmy37fHqkNzA